住宅設計と第三者監理の非営利設計事務所

今日の現場

久々に現場行ってまいりました。

久々に現場行ってまいりました。

本丸の切さん無事生還!

工期も遅れぎみ、さぁ挽回! といったところでしょうか。

 

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差鴨居。

貼物じゃないヨ、本物だヨ。

樵から連絡もらって山行って買ってきた丸太を寝かせて挽くまで最低2年半、参った。

 

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2Fフローリング。赤身の節有。赤身であること、特に節があることは視点の違いで良くも悪くも取れます。意図的に、しかも善意で使用する場合もあるということです。

しかし経験でそれが分かる人は同業者でもそういません。一般人ではなおさらです。僕自身は分かっているようないないような、、、自分もそうですがプロはこういった部分の反応を診ることで相手を推し量ること記憶しておくと良いかもしれませんネ。

 

担当:逸見

匠の造作中

久々に現場の様子を見に行きました。

 

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運悪く、現場には誰もいませんでした。

しかも鍵が無いので玄関から入ることができず。

よって足場を使って2Fに登り、バルコニーから侵入(!)しました。トホホ。

 

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1F床下地施工状況。

25ミリの板です。

この上に12ミリの板をもう1枚張って仕上の25ミリフローリングです。

合計62ミリ厚で全て無垢材!

木と土の家は現場の匂いが明らかに違います。

懐かしい匂いがします。

 

担当:逸見

偏ってはいけません こんな設計監理もあります。

土壁塗り始めました。

裏返し塗りは未だです。

土壁は調湿+耐震+耐火+エコ+ちょっと強引だけど断熱性を備えた優れた素材です。

一つの素材でこれだけマルチな素材はそうありません。

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リビング見上げはこんな感じ。

抜群のセンス感じます。

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玄関庇。

455ミリの掛かりに1200ミリ出の庇。

おかげで建築面積変わっちゃったです。

柱も腕木もなし、どやっ!てか何気にすごいからOKです。

板分厚いから軒裏防火もクリア!

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いいもの見せてもらいました。

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耐震金物考

金物補強。

 

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ルール上、場所によって金物の仕様が定められています。計画した手前、一応全数確認しました。でも正直申し上げますとこの家は規格外なため、ルールが追いついていません。車で例えればベンツにビッツのパーツが付いているようなものです。

 

こういった家造りの場合、持つとか持たないとかの前に、見た目こんな貧弱な金物の使用が義務付けられていることがおかしいかと思うのです。柱梁と耐震金物、どちらが頑丈に見えますでしょうか。見えない部分だってバランス感覚が大事です。次世代の職人が見たら笑っちゃう金物です。棟梁の真っ当な仕事にこりゃないでしょ、無粋極まりないです。理屈じゃないんだよなぁ。

 

担当:逸見

造作工事始まりました

ベランダ庇。

1200ミリ持ち出しています。

何気にスゴイことになってます。

普通はここまで持ち出しませんし、持ち出せません。

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屋根見上げ。

屋根下地は化粧の板を含めてなんと5枚重ねです。

挽板5枚です。

合計厚みは70ミリ以上になります。

そんなの初めて見ました。

理由を聞き2度ビックリ。

理由は割愛させて頂きますが、丸太から刻んでいる本丸さんならではです。

こんだけで5トンはあるそうです。うひゃ~

20130914-02

 

担当:逸見

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