2016年06月07日 │ 名古屋市圓福寺
コンクリート打設監理の勘所
いつもコンクリート打設時は立ち会うことにしています。
雨が中途半端に降ってきたり、
生コン車が渋滞にハマってちっとも来なかったり、
JIS規格品でなかったり、
型枠が孕んで決壊したり、
シャブコンは事前に言わないとまず打設されますし、、、
これらはまさに打設中に立ち会わないとまず判明しません。
だから立ち会うわけですが、何かあって指示を仰がれた時、苦痛を伴う決断をせにゃなりません。
なぜなら同じ状況なら同じ答えという事にはまずなりませんし、
決断一つでヒト・モノ・カネや時間がもの凄く変動することが予想できるからです。
それに現場は待ってくれません。
それで知識や経験なんかを総動員して事に当たるわけですが、最終的には「勘」となります。
かの西岡 常一棟梁も確か最後は「勘」と言ってました。
勘違いはイカンですけど。
現場はつつがなく進んでいましたが打継間隔が結構ギリで一人でドキドキしてました。
文責:逸見